唇の乾燥ってつらいですよね。
特に冬場は空気も乾燥しているから、
唇が乾燥するのはしょうがないとあきらめていませんか？
口紅なんかつけたくないくらいカサカサしてくると、
もうそれだけで気分が台無し・・。
そんな状態から脱却するためにも、
唇が乾燥する原因を知って、改善していきましょう。
唇の乾燥 カサカサの原因は？
もともと唇には皮脂腺がなく、
乾燥しやすい部分といえます。
とてもデリケートな部分であるがゆえに、
原因もさまざまなものがあります。
唇が乾燥する原因として多いのは、
・口呼吸
・唇を舐める
・紫外線
・ストレス
・水分補給の不足
・胃腸機能の低下
などがあります。
[口呼吸]
口呼吸が多い人は、口を開けている機会が多くなります。
そのため空気に触れる面積が広くなり、
唇の乾燥にダイレクトにつながります。
[唇を舐める]
唇が乾燥していると、つい唇を舐めたくなりますよね。
舐めると、一時的に潤った気にもなります。
でもこの水分が乾くときに、
唇にもともとあった水分も奪われるため、唇の乾燥を悪化させることになります。
[紫外線]
紫外線の刺激を防ぐ役割のメラニン色素ですが、
唇はメラニン色素が非常に少ないです。
そのため、紫外線の影響を強く受けます。
夏場に唇が乾燥するのは、大抵が紫外線の影響によるものといわれています。
[ストレス]
体に様々なトラブルを引き起こすストレス。
唇の乾燥もそのひとつといえます。
ストレスは血行不良や新陳代謝の低下などを引き起こし、
体から保湿成分や潤いを失わせてしまいます。
[水分補給の不足]
唇も体の一部なので、体が水分不足になると乾燥につながります。
特に冬場は、夏と比べて水分補給することが少ないため、
唇が乾燥している場合があります。
[胃腸機能の低下]
上の唇は胃、下の唇は腸の状態をあらわしているといわれるくらい
唇は胃腸と深い関係にあります。
胃腸の状態が悪いと、唇に症状として現れたりするだけでなく、
体の抵抗力も落ちているため、唇も刺激に弱くなってしまいます。
唇の乾燥 カサカサ唇にやってはいけないこととは？
唇が乾燥する原因とかぶるところもありますが、
日常的に気がつかずにやっていることが、
唇によくない行動である場合があります。
１．唇を舐める
唇の乾燥の原因のひとつにもなっていますが、
ついやってしまうという方は、意識してやめるようにしましょう。
２．食事の後 唇をそのままにしている
食後というのは、塩分や油分など
唇に様々なものが付着している状態です。
そのままにしていると、唇のトラブルの原因になります。
もちろん、ゴシゴシこするなんてことはＮＧなのですが、
そのままにせず、やさしくふきとることを意識してみましょう。
３．リップクリームの塗りすぎ
唇が乾燥すると、ついリップクリームを何度も塗りたくなりますよね。
でも、いくらリップクリームといっても、
何度も塗りなおすと唇には負担になります。
また、リップクリームに香料やメントールが含まれる場合は、
それがかぶれの原因になることも。
リップクリームは１日３～５回程度にしておくのがよいでしょう。
唇の乾燥 即効性のあるケアは？
唇を乾燥させないためには、
乾燥の原因となるものを取り除く必要があります。
でも、先述した唇の乾燥の原因を
すべて取り除くのは大変ですよね。
唇がすでに乾燥していて、カサカサなときって、
即効性のあるケアですぐにでも治したい！
特に人に合う予定がある前の晩などに、
鏡でカサカサ唇を見てしまうと、
もうそれだけで、次の日が憂鬱になってしまうこともありますよね。
そんなときのためのオススメリップケアは次の方法です。
いわゆるリップパックです。
１．唇に化粧水のコットンパックを行う。
２．ワセリンと蜜蝋を１：１でまぜて唇にぬる
（蜜蝋がなければ、ハチミツでもOK)
３．その上からラップをのせる
お風呂上りの唇が柔らかくなっている状態で行うと
より効果的ですよ。
ワセリンは乾燥を防いで潤いを閉じ込める作用があります。
また、蜜蝋はそれだけで保湿力があり、
唇をしっとりさせてくれるのですが、
他の油脂や配合成分を均質化する効果があり、
ワセリンがより唇になじみやすくなります。
まとめ
唇も肌の一部なので、
唇に悪いことは、お肌にも悪いことだったりします。
唇の乾燥の原因を取り除くことは、
お肌全体の潤いにも効果があるはずです。
１年中ぷるっぷるのっ唇めざして
がんばりましょう～