ジュースの原材料に水がないのはなぜ?表示されるのはどんなとき?

最近、子どもが学校で原材料を調べるという授業があって、
家にある食べ物の原材料を一生懸命ノートに書いています。

同じ食べ物でも、会社が違うと入っているものが違うことがあって、
いろいろ発見があります。

そんな中、子どもが
「ジュースに水は入ってないの?」
と言ってきました。

確かに、原材料名に”水”の表記はないですよね。

今まで気にしたこともなかったのだけど、
子どもに聞かれて、初めて疑問に思い、調べてみました。

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ジュースの原材料に水がないのはなぜ?

原材料は、入っているものの重量の割合の高い順に
表示されるというのは聞いたことがあるんですが、

そういうことであれば、ジュースやお茶などの清涼飲料水の
一番多いのは「水」なのでは?

食品の原材料などの表示に、何をどう書くかは、
食品表示法という法律によって決まっています。

その法律の中に、
水についてはどのように書くか
細かい決まりがないのが現状のようです。

なので、書かなくてもいいと決まっているわけでもないけれど、
「水」は書かないことが慣例となっているようですね。

ジュースの原材料に水が表示されるのはどんなとき?

実は、海外のジュースには水(WATER)の表示があります。

世界的に見ると、
原材料に「水」と書く国は多いようです。

このことから、海外では水は買うものというイメージが強いのに対して、
日本で水はタダというイメージが強かったために、
水は表示しないということになったのでは?と考えられているようです。

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また、ジュースとは違うかもですが、
ミネラルウォーターには水の表示があります。

ミネラルウォーターの場合、どこで汲んだ水なのか、
どんな種類の水なのかをかいてあることが多いですよね。

これは、農林水産省が別にガイドラインをつくっていて、
書くルールが決まっているとのことです。

書く必要はないけれど、
書いてはダメというルールもないので、

水の特徴をアピールしたい場合などは、
水を表示をしている場合があるようです。

飲み物以外の原材料でも水は表示されないの?

原材料に何をどのように書くのかが決まっている
食品表示法は、販売されているすべての食べ物、飲み物が対象になります。

水は書く必要はないという考えは、
飲み物以外のものでも同じで、

水が使われている食べ物でも、
ほとんどが「水」の表示はされていません。

わかりやすいところでは、
豆腐や氷菓子でしょうか。


やっぱり表示ありませんね。

まとめ

子どもに聞かれるまで
「水」の表示なんて気にしていませんでしたねー。

日本では水はタダというイメージが強く、
入っていても表示しないということに
とっても納得しました。

私が子どものころは、
水を買うなんて考えられなかったよなぁ。
としみじみ思った次第です。

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