モロヘイヤは夏バテに効く?栄養と効果は?赤ちゃんはいつから?

moroheiya01

最近では、スーパーでもよく見かけるようになった『モロヘイヤ』。
旬は7月~8月です。

もともとは、エジプトやアラビア半島などが原産で、

エジプトの王が重病になったときに、
モロヘイヤのスープを飲んで治したという話から
「王様の野菜」とも呼ばれる栄養価の高い野菜です。

スポンサーリンク

モロヘイヤが夏バテに効くって本当?

モロヘイヤはとても栄養価が高い野菜と言われますが、
特徴的なのが、あのネバネバですよね。

生のモロヘイヤも刻んだり、すりつぶしたときにネバネバしますし、
ゆでるだけでもネバネバが出てきます。

このネバネバは「ムチン」という成分で、
水溶性の食物繊維が豊富に含まれています。

これには、胃腸を活発にしてくれる効果があるとともに、
胃壁を保護してくれるので、
夏バテで弱った胃にピッタリな食材といえます。

また、モロヘイヤには疲労回復に欠かせない
ビタミンB1、B2がとても豊富に含まれます。

ビタミンB1、B2もそれぞれほうれん草の5倍といわれています。

夏バテで弱った胃を保護しながら、
疲労回復を促してくれる、まさに夏バテにうってつけの食材といえます。

モロヘイヤの栄養とその効果は?

モロヘイヤの効果はこれだけではありません。

モロヘイヤの栄養分析が行われたとき、
担当した研究者は数値のあまりの高さに計測を間違ったのではないかと思ったそうです。

スポンサーリンク

カロテン、食物繊維、ビタミンB1、B2、ビタミンC、
カルシウム、カリウム、鉄 など

ざっとあげるだけで、これだけの栄養が、
他の緑黄色野菜よりも多く含まれています。

まず、カロテンですが、含有量は野菜の中でトップクラスです。

これは、がんや老化の原因になる活性酸素の害を減らす
抗酸化作用があります。

食物繊維は、胃腸を活発にしたり、胃壁を保護してくれるだけでなく、
糖の吸収を遅らせ、血糖値の上昇を抑える働きがあるので、
糖尿病などの予防を期待できます。

ビタミンCは鉄分の吸収を助ける効果があります。
ビタミンCと鉄分の両方が豊富なモロヘイヤは、
貧血やめまいなどの改善に役立ちます。

また、ビタミンCは免疫力を高める効果もあります。

カルシウムは骨を作るのに欠かせないものですが、
日本人が不足しがちな栄養素と言われます。

骨粗しょう症を予防したり、イライラを防いでくれます。

モロヘイヤ 赤ちゃんに食べさせるならいつから?

聞けば聞くほど、すごいパワーのある『モロヘイヤ』ですが、
赤ちゃんが食べるならいつから大丈夫なのでしょうか?

モロヘイヤは基本的に離乳食初期からOKな食材です。

ただし、食物繊維が多いので、
離乳食として使う場合は、葉の部分だけを

やわらかくゆで(ゆでるとあく抜きの効果もあります。)
細かく刻むかすりつぶして使います。

細かく刻むとネバネバが強くでるので、
口当たりもよく、とろみをつけることもできて便利です。

まとめ

モロヘイヤを初めて食べたときは、
あのネバネバに驚きましたが、
あのネバネバに栄養がつまっているんですね。

ネバネバしたものって、体に良いイメージがありますが、
是非、ネバネバパワーで、夏の疲れを吹き飛ばしましょう!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする