赤い月は地震の前兆?月が赤く見えるのはなぜ?赤い月は大きい?

akaituki

私たち地球から 月は毎日同じ月を見ているのに、
形や色を変えて、様々な表情を見せてくれますよね。

それだけに、神秘的にとらえられていて、
表情によっては、いろいろな言い伝えがあったりします。

特に赤い月は不気味な雰囲気があって、
悪いことがおこりそうな予感がします。

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赤い月は地震の前兆か?

普段は白く夜空に輝く月が、
突然赤く光っていたら・・・

やっぱり少し不気味な感じがしますよね。

この不気味な感じから、
昔は悪いことがおこる前兆と考えられていたようです。

地震の前兆といわれたり、
災害の前兆といわれることが多かったようです。

ちょっと違った言い伝えでは、

赤い月に願い事を言うとかなう

というものもあります。

ただ、これらは信憑性はありません。
科学的な理由がわからなかった昔に、
この減少が恐れられたりしていたことはよくわかります。

現在は、科学現象であることがわかっています。

月が赤く見えるのはなぜ?

月が赤く見えるのには、大きく分けて2つの場合があります。

  1.月が出たばかり、あるいは月が沈む直前で、地面に近いところに月がある場合
  2.大気中にちりや水蒸気などが多くある場合

1.はちょうど夕焼けや朝焼けと同じような原理になります。

赤く見える月は低い位置にあることが多いのですが、

地平線(水平線)近くに月があるときは、
月からの光が、厚い大気の中を通過することになります。

※大気は低い位置ほど厚く
頭の真上の方向にいけばいくほど薄くなります。

光が大気を通るとき、青い光は届きにくく、
赤い光は届きやすいため、赤い光だけが私たちの目に届き、
月も赤っぽく見えることになります。

2.は山火事や火山の噴火などによって大気中にちりが増えたり、
水蒸気などが多くなると、分厚い大気を通るのと同じように
月の光が散乱されて、赤い光だけが私たちの目に届くことになります。


赤い月が大きく見えるのはなぜ?

赤い月を見たことがある人の多くが
赤い月はいつもより大きかったと感じるようです。

なぜ、赤い月だけが大きく見えるのでしょうか?

理由は、なんと目の錯覚なんです。

錯視」といって
月が地平線近くにある場合、木や山、建物などがあり、
それと比較してみてしまうため大きく見えるというわけです。

月が高いところにある場合は、
周りに比較するものがないので、低いときより小さく感じて見えます。

地面に近いところに月がある場合に
月が赤く見えると前述しましたが、

大きく見えるくらい低いところにある月が赤く見える

というわけなのです。

まとめ

神秘的な月に科学的な説明をしてしまうと
なんだかがっかりしてしまいますね。

赤い月はたしかに不気味で、
何か悪いことの前兆か?と思ってしまいますが、

せっかくなので、”願い事を言うと叶う”
という言い伝えを信じてみてはどうでしょうか。

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