小学校から出される絵の課題で
画用紙の四つ切や八つ切に描くよう指示されていることってありませんか?
我が家でも、四つ切、八つ切のサイズがすぐにわからなくて、
家にある画用紙でいいのかどうか、迷うことがあります。
そもそも、画用紙や紙のサイズの規格って
どうやって決まっているのでしょうか?
画用紙のサイズ規格 四つ切とは?八つ切りとは?
画用紙のサイズ規格はJ
元となるサイズが四六判といって
四六判 = 788mm×1091mm
このサイズが全紙寸法となります。
四つ切というのは、この全紙を四つに切ったもの(392mm×542mm)
八つ切というのは、全紙を八つに切ったもの(271mm×392mm)になります。
画用紙の四つ切と写真の四つ切が違うのはなぜ?
画用紙のサイズがわかったところで 疑問に思うのが、
写真のサイズではないでしょうか。
写真も四つ切 等といいますが、画用紙の大きさとはまったく違いますよね。
なぜこんなことがおこるかというと、
元になるサイズが違うからです。
写真は焼き付け用紙が
508mm×610mm (20インチ×24インチ) の原紙から切り出すことが多く、
これを四つに切ったものを四つ切と言うことになります。
ただ、最近ではフォトプリンターの普及で
このサイズをもとにした写真用プリンター用紙がつくられていますが、
ビジネス用途との互換性からA・B判が用いられることも多くなっています。
次にこのA判、B判の規格について、見てみましょう
紙のサイズ規格 A判とは?B判とは?
さて、紙といえばA4とか、B5とかのサイズをよく耳にすると思います。
これらのサイズは日本工業規格『JIS』で定められているサイズです。
A判は国際標準で各国で使われています。
縦横比が1:√2 に決まっていて、
A4からA3といったように、数字が1減ると面積は2倍になって
辺の長さは√2倍になります。
こうすることで 半分に切っても縦横比が変わらないようになっています。
ちなみに
A4は 210mm×297mm
A3は 297mm×420mm
となります。
B判はA判の対角線の長さを長辺としてできるのですが、
江戸時代の公用紙である美濃紙をもとに定めた美濃判に由来するといわれていて、
JIS(日本工業規格)の独自の寸法です。
(海外のB判とは異なります。)
B判の長辺はA判の対角線に等しく、短辺は1つ小さいA判の対角線に等しくなります。
ちなみに、画用紙の四つ切(392mm×542mm)に似たサイズがB3(364mm×515mm)
八つ切(271mm×392mm)に似たサイズがB4(257mm×364mm)になります。
まとめ
紙のサイズはいろいろあって迷うのも当たり前かも知れませんね。
文房具屋に行ったときも
「画用紙の四つ切」というと、お店の人もわかりやすいのでしょうね。
コメント
画用紙の四つ切りについて教えてください。
四つ切りとは、横、縦何センチのことを言うのですか?
サイズ規格としては、
画用紙の四つ切は
39.2cm×54.2cm
になります。
ごめんなさい、測間違えでした。22cm×31.5cm
(全文書き直して引用します。先のもの削除してください。)
先日画材屋さんでA4サイズを指定してケント紙を買ったところ、A4サイズよりひとまわり大きな22cm×31.5cmのものを売ってくれました。微妙な大きさの違いなのですが、この大きさが私の使用目的に合致していたので、この大きさのものをネットで検索してみましたが、出てきません。最初にいった画材屋さんでうかがったところ「A4大」という大きさだとのことでしたが、この大きさがどういう規格なのだか、ネットで検索してみても表れません。この規格はどういう規格なのでしょうか?
高橋さま
コメントありがとうございます。
おっしゃっているサイズは特殊サイズと呼ばれるものですね。
紙のサイズはAB版だけでなく、
写真サイズやはがきサイズなどいろいろな規格がありますが、
A4大がどの規格に入るかは残念ながらわかりかねます。
せっかくコメントいただいたのに、申し訳ありません。
また、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。