万葉集とは?書いた人は?今までに何かに引用されたことは?

 

 

2019年4月1日11:30
テレビの前で固唾を呑んでいた人も多いのではないでしょうか。

我が家も、子どもたちとテレビの前に並んで、
今か今かと新元号の発表を待っていました。

『令和』

ぱっと字を見たとき
『令』って命令の令のイメージがあって、
強いイメージがあったんだけど、

万葉集

「初春の令月にして気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、
蘭(らん)は珮(はい)後の香を薫らす」

から引用と聞いて、

きれいかも・・・と思いました。

単純・・・。

でも、この引用された万葉集って、どんなものだったっけ?

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万葉集とは?

万葉集は古代の和歌集です。

つまり歌をたくさんあつめて書物ってことですよね。

日本に現存する歌集の中で、もっとも古い歌集とされています。

時代としては、実質的に
629年に即位された舒明天皇以降と考えられています。

最後の歌は759年となっていて、
約130年の間に読まれた歌が集められたことになります。

全20巻で、

長歌、短歌、旋頭歌など 4536首の歌が時代順に収められています。

旋頭歌(せどうか)
古代の歌謡,和歌の一形式。5・7・7・5・7・7音を基本とした歌。

万葉集を書いた人は?

万葉集は和歌を中心にたくさん歌を集めた歌集です。

誰が詠んだ歌かわかっているものもあれば、
わからないものもあります。

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万葉集に歌が載っている人物としては、

額田王
柿本人麻呂
天智天皇
持統天皇
山部赤人
大伴家持

など、天皇や貴族、宮廷歌人など
教科書にも出てくる人物が名を連ねています。

その一方で、作者不詳の防人や農民など幅広い階層にまで及びます。

また、詠み込まれた土地も東北から九州にいたる日本各地に及び、
古代の日本の方言について知る大切な資料ともなっています。

万葉集は誰の命令で、誰が作ったのかは不明ですが

いくつかの時期ごとに異なる人物がまとめて、
最終的に大伴家持がまとめたという説が有力なようですね。

万葉集が引用されたことってあるの?

今回の新元号の『令和』に万葉集が引用されたということですが、

それ以外にも引用された有名なことってあるのかな?

と思って調べてみました。

そういえばそうだ!というのが
社会現象にもなった 新海誠監督のアニメーション映画『君の名は』です。

学校で黄昏時の語源の話が出てきますが、
このときに

『誰そ彼と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ』

が引用されています。

これは、万葉集の作者未詳の歌ですが、
”誰そ彼”が黄昏時の語源となっているという説明がありましたね。

新海監督は、君の名はの前に『言の葉の庭』という映画でも
万葉集を引用しています。

万葉集の表現の研究者である倉住薫先生がが協力したと発表されています。

 

まとめ

今回の新元号の発表で万葉集への関心が高まりそうですよね。

令和の引用歌をはじめ
歌を読んだだけでは意味はすぐにわからないのですが、

調べていて、単純にきれい・・・と感じる歌がたくさんあるなと思いました。

4536首もの数の歌が収められているのですから、
その中から、好きな歌を見つけるというのも、

万葉集のひとつの楽しみ方なのかなとも。

読みやすくまとめられた本もたくさん出ているようなので、
これを機会に、読んでみたいなと思います。

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