初盆(新盆)でのお供えのマナーは?相場は?熨斗はどうする?

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お盆は亡くなった人が年に一度帰ってくるという信仰もあり
大切な行事として扱われていますが、

初盆(新盆)は大切な人が亡くなってから四十九日が過ぎ、
初めての迎えるお盆のことをさします。

初めて迎えるお盆ということで、念入りに供養の行事が行われます。
そのため親族以外にも故人に縁のある人をお招きし、
法要を営むことが多いわけです。

ここでは、初盆でお伺いした際のマナーとして

1.初盆(新盆)でお供えをするときのマナーは?

2.初盆(新盆)のお供えの相場ってどのくらい?

3.初盆(新盆)のお供えの熨斗紙の種類は?書き方は?

の順で解説しています。

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初盆(新盆)でお供えをするときのマナーは?

初盆のお供えとは、
法要にお招きいただいた時にご供養の気持ちを込めて持参するものです。

香典として現金を包んだり、お供えとして品物を用意します。
地域により両方の場合もあります。

初盆でお供えものをする際のマナーですが、
お供えもの自体には、特に厳しい決まりはありません。

故人が生前好きだったものを選ぶと良いとされています。

ただし、お盆の時期は殺生をしてはいけないと考えられているので、
お肉やお魚などは避けたほうが良いでしょう。

具体的には旬の果物や菓子、乾麺や昆布・海苔などの食品や
贈答用のお線香・蝋燭が一般的だとされています。

また、お供えものはお下がりとして
親戚や子どもに分けて持って帰ってもらうことが多く、

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分けやすいように個別包装されており、
日持ちがする品物が好まれることが多いようです。

これはあくまでも一般的な話で、
宗派や地域によって違いがあるので、
できるのであれば、近い人に相談することをおすすめします。

初盆(新盆)のお供えものの相場ってどのくらい?

初盆のお供えものの相場は
地域性や故人との関係によっても異なりますが、

目安として親族の場合だと 10,000円~20,000円

友人としてであれば5,000~10,000円が一般的です。

また、法要後に食事が振舞われる場合はその分を考慮して決めるのが良いでしょう。

初盆(新盆)のお供えの熨斗紙の種類は?書き方は?

お葬式などと違い、初盆は悲しみにくれる場ではありませんが、
かといって、お祝いの場でもないため
お供えの熨斗紙などは迷うところです。

初盆などのお供えの熨斗紙の種類や書き方には決まりがあります。

◎香典(現金)を包む場合

双銀、藍銀または黄白(関西)の結び切りの不祝儀袋を用います。
表書きは「御仏前(ごぶつぜん)」または「御沸前・御供物料」で用意します。

◎お供えもの(品物)の場

のし紙は、白黒または紅白の結び切りを用います。
表書きは「御供物(おくもつ)」で、基本的に「外のし」で用意します。

どちらの場合も下段はフルネームを書くのが一般的です。
夫婦でお供えする場合は、夫の名前のみでも良いですが、
故人との関係が深かった場合は連名にします。

まとめ

初盆のお供えについてのマナーを説明しましたが、
文字にするととても堅苦しく感じますね。

せっかく故人を偲び、思い出を語る機会ですので、
マナーにばかり意識を向けるのではなく
故人に対して失礼なことにはならないよう配慮し、
大切な時間をすごしたいものです。

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