静電気や冬場の寒さ、さらに暖房による乾燥などで、
髪がぱさぱさになってしまう人も多いのではないでしょうか。
朝起きたときから、さらさらヘアが理想なのに、
実際は、ぼわっと広がる髪にうんざりということも。
でも、日常のシャンプーやトリートメント、
ドライヤーの方法を見直すだけで、
理想の髪を手に入れることができるかも知れませんよ。
髪や地肌の乾燥を防ぐ、正しいシャンプーの方法とは?
まずは、お湯だけで汚れを落とすプレシャンプーをおこないます。
お湯の温度は38℃くらいがベスト。
熱すぎるとキューティクルが立ち上がり、
髪の毛がボワッと膨らむ原因になってしまます。
そして、シャンプーですが、
シャンプーは、頭皮から分泌する皮脂や老廃物を洗い落とすことが目的です。
指の腹を使い、頭皮を挟み込むようにしてつまみ、
毛穴から汚れをしぼりだすような気持ちで、マッサージしながら洗います。
爪をたてて、ごしごし洗うのはNGです。
すすぎもやさしく地肌に手を入れながら、マッサージするようにすすいでいきます。
ただし、不十分なすすぎは、抜け毛や地肌のトラブルの原因にもなるので、
丁寧に洗い流しましょう。
髪や地肌の乾燥を防ぐ、正しいトリートメントの方法とは?
トリートメントの目的は、傷んだ髪に栄養分を補給することです。
シャンプーの後、手のひらを合わせて毛先の水をきります。
その後、トリートメントを髪全体に手ぐしでまんべんなくつけます。
頭皮にはつけなくてOKです。
傷んでいる毛先には特にしっかりともみこむようにしてつけましょう。
少し時間をおいたら、ヌルヌル感は取れているけれど、
しっとり感は残るぐらいの感触になるまで流します。
傷みがひどいときは、軽くタオルドライをした後にトリートメントをつけ、
蒸しタオルを巻き(シャワーキャップでもOK)、
5~6分間くらい放置してから流します。
はがれたキューティクルを吸着させるのに効果的です。
髪や地肌の乾燥を防ぐ、正しいドライヤーの方法とは?
ドライヤーの熱はかなり熱いですよね。
この熱さが髪には良くないと
自然乾燥をしている人も多いかも知れませんが、
髪や地肌のためには、ドライヤーで乾かした方がいいのです。
濡れた状態の髪は、キューティクルが立ち上がっていて、
とても傷つきやすく摩擦や刺激に弱い状態です。
そのため、枕などに濡れた髪がこすれると、
キューティクルは簡単にはがれ、痛んでしまいます。
また、地肌が蒸れた状態が続くことによって、
雑菌が繁殖しやすくなり、臭いの原因になることも。
そうはいってもドライヤーは熱風ですので、髪が傷まないよう、
髪が少し濡れているうちに洗い流さないトリートメントをつけて
熱から保護するのがベストです。
最初にやさしく、でもしっかりとタオルドライして
すばやくドライヤーを使いましょう。
乾かすときは根もとから中心に乾かすと、、
乾きが早く傷みも軽減でき一石二鳥です。
温風だけでなく、途中で冷風に切り替えたりして、
温冷を交互に当てると、キューティクルが閉じてツヤが出ます。
まとめ
髪の毛の乾燥は気になっていても
顔や肌ほど、意識していないことが多いですよね。
でも、地肌は肌の一部だし、
その地肌が痛むと、当然髪の毛にもダメージが。
日常でシャンプー、トリートメント、ドライヤーを正しく行って、
乾燥に負けない髪を目指しましょう。