子どもは大人よりも免疫力や抵抗力が弱く、
風邪をひきやすいといわれています。
急な発熱や咳がひどくて寝られないなんてことも・・・。
そうならないためにも、
日常的にできる風邪の予防法ってないものでしょうか?
子どもの風邪を予防する方法とは?
風邪はウイルスの感染で、
鼻や喉が炎症を起こす状態をいいます。
つまり風邪を予防するには、
・ウイルスを体内にいれない
・抵抗力や免疫力を強くして、感染させない
ことが必要になります。
そして、子どもに風邪をひかせないために
親が意識して実践したい方法は、
<うがい・手洗い>
うがいはできる年齢になったらさせるようにしましょう。
手洗いは石けんをつけて丁寧にし、
水で洗い流し清潔なタオルなどで拭いてしっかり乾かす習慣をつけましょう。
<栄養バランスのよい食事>
免疫力を高めるためには食事が大切です。
エネルギー源となる炭水化物のほか、
肉や魚、大豆製品などののタンパク質、野菜や果物などのビタミン類など
バランスのよい食事を取ることが大切です。
<睡眠>
睡眠不足は疲労の原因となり、身体の抵抗力も低下させます。
睡眠時間には個人差があるものの、
子どもは大人よりも睡眠をとる必要があります。
小学生でも10時間の睡眠が必要といわれています。
<保温・保湿>
ウイルスは低温・乾燥の環境を好むため、
気温と湿度に気を配る必要があります。
気温は15度、湿度は40%以上を保つように心がけたいです。
<マスク>
マスクを嫌う子どもも多いですが、
できるなら、子ども用などの小さいサイズのマスクを使いましょう。
マスクは他の人にうつさないだけでなく、
鼻な喉の粘膜をまもり、保湿する効果があります。
<外出を控える>
かぜなどの流行時期は、できるだけ人の多い場所には行かないことも大切です。
子どもの免疫力をアップする食事とは?
子どもの風邪予防に欠かせないのが食事です。
子どもの免疫力や抵抗力を高めるためには、
日々の食事がもっとも重要といわれています。
◎抵抗力・免疫力アップのために食べたい食材◎
・身体を作るタンパク質
鶏肉・豚肉・レバー・豆製品
・喉や鼻の粘膜を強くするビタミンA、ビタミンC
ほうれん草、にんじんなどの緑黄色野菜(旬のものを意識すると効果的)
いちご、みかんなどの生の果物
・お腹の調子を整え、腸内細菌を増やす食材
ヨーグルトや納豆などの発酵食品
イモ類などの食物繊維を豊富に含む根菜
これらのものをバランスよく摂るとともに、
1日3回(軽食を含めると4回)の食事をしっかり取ることが大切です。
子どもの風邪の引きはじめに効く食事は?
風邪の引きはじめには、
・消化がよく栄養のある食事
・身体を温める
・十分な睡眠
が大切です。
寝ているだけでも、
いつもより代謝が盛んになっているので、
たっぷりのエネルギーが必要になります。
タンパク質、ビタミンA、ビタミンC、ミネラルを
たっぷり取れる食事が回復につながるといわれています。
消化によいタンパク質としては、
白身の魚、豆腐、鶏ささみ
などが油分も少なくオススメです。
ビタミンA、ビタミンCは
季節の果物がオススメです。
食べにくいときは、すりおろしたりフレッシュジュースにすると
摂りやすくなります。
またネギなどのお野菜を入れたお味噌汁は
身体を温めるとともに、
ミネラルもたっぷり含まれるのでオススメです。
風邪の引きはじめは水分補給も大切です。
身体を冷やさないためにも、
できれば室温か体温くらいにまで温めたものを
こまめに補給しましょう。
まとめ
毎日の基本的な生活から
風邪をひかない身体がつくられるわけですね。
気になることがひとつでもあったら、
できるところから改善していきましょう。