冬至は一年で昼が一番短い日
言い換えれば、夜が一番長い日です。
冬至は二十四節気のひとつで、
1年を24に分けて季節の移り変わりをあらわしたもので、
冬至は1年で一番最後の二十四節気になります。
冬至2015年はいつ?
冬至は一年の中で昼が一番短くなります。
これは、太陽の位置が関係していて、
冬至は太陽の昇る高さが一年で最も低くなるため、
日没が早くなります。
ちなみに、昼が一番長いのが夏至ですが、
冬至と夏至の昼の長さは5時間くらい違いがあるんです。
さて、冬至の日にちですが、
一般的には定気法という方法で求められており、
2015年は12月22日(火)になります。
冬至にかぼちゃを食べるのはなぜ?由来は?
冬至といえばかぼちゃを食べる人も多いのではないでしょうか。
でも、冬至にかぼちゃを食べるのはなぜかご存知でしょうか。
冬至にかぼちゃを食べる習慣は
江戸時代から始まったとされています。
冬至にかぼちゃを食べるようになった由来は諸説あるのですが、
その中のひとつが、”かぼちゃが太陽に似ているから”です。
かぼちゃを切ったら、中は黄色く、
太陽に似ているといえば、似てますよね。
この太陽のように黄色いかぼちゃに
冬を越す力があると信じられていたのです。
そのため、冬至にかぼちゃを食べるようになったといわれています。
その他の説も、野菜が少なく、
寒さが厳しくなる冬を乗り切るために由来しているものがほとんどです。
実際にかぼちゃには、
ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE,カルシウム、鉄分などがバランスよく含まれていて、
風邪の予防や体力回復、冷え性などに効果があるとされている食材です。
昔の人は、先人の知恵として、
寒い冬を乗り切るために、かぼちゃを食べていたのでしょう。
冬至のかぼちゃに決まった食べかたはあるの?
冬至にかぼちゃを食べる理由はわかったけど、
食べかたに決まりなどがあるの?と疑問に思ったことはありませんか?
実は、特に決まりはなく、
どんな料理方法でもかまわないです。
一般的には、かぼちゃだけを煮て食べるところが多いようですが、
地方・地域によっては、
冬至に食べる特定のかぼちゃ料理があります。
などが有名です。
また、京都では、
大根や蓮根などと一緒に煮込む料理を食べる地域があります。
これは運盛りといって、
冬至は「ん」のつくものを食べると縁起がよいとされていて、
そこからきたのではないかと思われます。
「ん」のつくものとして、
『冬至の七種』(とうじのななくさ)と呼ばれるものもあります。、
・南京(なんきん)
・蓮根(れんこん)
・人参(にんじん)
・銀杏(ぎんなん)
・金柑(きんかん)
・寒天(かんてん)
・饂飩(うんどん)=うどん
冬至に食べると運気があがるとされている食材ですので、
今年の冬至のお料理に加えてみてはどうでしょう?
まとめ
東北地方で食べられている「いとこ煮」ですが、
かぼちゃと小豆を順番に、おいおい(甥甥)入れて作るから
「いとこ煮」と呼ばれているそうなんです。
そんなところに甥がくるとは思っていなくて、
「そうきたか!」と思ってしまいました^^;;