土用の丑の日とは?うなぎを食べる理由とは?2015年は何月何日?

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暑くなってくるとなんとなく食欲もなくなり、
冷たいものばかり口にしたくなりますよね。

夏の滋養強壮食品として親しみのあるモノといえばうなぎでしょうか。

うなぎといえば 土用の丑

でもなぜ土用の丑の日にうなぎをたべるのでしょうか?

そもそも土用の丑の日とはなにか?

という疑問を

1:土用ってなに?丑の日って何日のこと?
2:土用の丑の日にうなぎを食べる理由は?

という流れで解説しています。

最後に掲載した2015年の土用の丑の日のチェックもお忘れなく。

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土用ってなに?丑の日って何日のこと?

そもそも土用というのは、中国伝来の五行説による
木火土金水を四季にあてはめたもので

暦の上で季節が替わる日(立春・立夏・立秋・立冬)の前の18日間のことを”土用”と言います。

つまり土用は夏だけでなくそれぞれの季節にあるわけです。

そして、丑の日というのは、日にちに十二支を割り当て
丑にあたる日のことをさします。

土用が18日間ありますので、その間にめぐってくる丑の日を

土用の丑の日 と読んでいるわけです。

土用が18日間あり、十二支を割り当てるわけですから、
一度の土用の間に丑の日が2回めぐってくることもあります。

土用の丑の日にうなぎを食べる理由は?

なぜ土用の丑の日にうなぎを食べるか?の理由には諸説あるのですが、

“夏バテ防止に鰻を食べる”という習慣は、
奈良時代にはすでに確立されていました。

『万葉集』の中で大伴家持が、夏痩せ防止にうなぎを勧める歌があることから、
かなり古くからうなぎが滋養強壮食品として食されてきたことがわかります。

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ただ、庶民に
土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が広まったのは江戸時代といわれています。

その諸説の中でもっとも有名なのが、「平賀源内説」です。

あるうなぎ屋が、夏場のうなぎの売れが悪く
どうにか売り上げが伸ばせないかと平賀源内に相談したところ、
平賀源内が「本日土用の丑の日」と書いた看板を店の前に掲げました。

そして本日うなぎを食べると薬になると宣伝したところ、
(平賀源内直伝の宣伝文句だったとか。)
夏場のうなぎの売り上げがどんとあがり、そのうなぎ屋は大繁盛しました。

このことを知った他のうなぎ屋がまねをするようになり、
以来、土用の丑の日にはうなぎを食べるという風習が生まれ定着していきました。

テレビなどでも紹介されている話ですので、有名になっていますが、
残念ながら正確な記録が残っているわけではありません。

ただ、夏の土用は非常に暑い時期です。

昔から厳しい暑さを乗り切るために体にいいものを食べる「食い養生」の風習があり、

土用の丑の日にちなみ、梅干やうりなど「う」のつくものを食べて精をつけ、
無病息災を祈願しました。

うなぎも「う」がつき、精がつく食品であることから
庶民に広く伝わったのだと考えられます。

2015年の土用の丑の日はいつ?

2015年の夏の土用の丑の日ですが、

7月24日と8月5日になります。

上記でも説明したように、
2015年は丑の日が2回めぐってくる年となっています。

ですので、うなぎを目にする機会が多い年になるかと思います。

せっかくの機会ですので、夏を乗り切る健康を願って
うなぎを食べてみてはいかがでしょうか。

まとめ

年々暑さが厳しくなっているように感じる夏ですが、
夏ばてしてしまわないように気をつけたいものです。、

ビタミンCが多く含まれるオクラや枝豆など夏野菜も
夏ばてに効果がある食材とされています。

うなぎにはビタミンCは含まれないため、
夏野菜と一緒に食べることで栄養バランスがよくなりさらにオススメです。

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