子どもの酔い止めの成分の違いは?副作用はある?選ぶとき注意点は?

子どもが小学生になって、困ったことにひとつに、
遠足や社会見学でバスに乗ることが多いことがあります。

うちの子、バス酔いすることがあって、
そのたびに、どうしようかと悩みます。

なんか、本人も自分は乗り物酔いすると思い込んでる節もあって、
最近では、バスでの移動に拒否反応示してます。

個人的には、薬に頼るのは・・・と思うのだけど、
しんどいのは子どもだし、
少しでも楽しく過ごして欲しいし、
薬とも上手に付き合えたらなというのが今の心境です。

子どもの酔い止めで注意すべき点は?

一度試しにと思って、
市販の酔い止めを買って飲んでみたら、酔わなかったらしく、
今度からは絶対に酔い止め飲んでいく!といっております。

でも、子ども用の酔い止めの薬って、
成分がいろいろあって、どれが何に効いて、
何のために必要なのかがさっぱりわからないんですよね。

買ったときも、よくわからず、
飲みやすそうなのを基準にしてしまったのですが・・・。

調べてみると、主な成分は次の3つだとわかりました。

  • 抗ヒスタミン薬
  • 副交感神経遮断薬
  • 中枢神経興奮成分

抗ヒスタミン薬
アレルギーの薬にも入っている成分で、
脳にある嘔吐中枢を抑える働きがある。

(ジフェンヒドラミン、塩酸メクリジン、マレイン酸フェニラミンなど)

副交感神経遮断薬
空間識が崩れて生じた視覚と平衡感覚などの脳の混乱を抑えて、
吐き気やめまいを抑制する働きがある。

(臭化水素酸スコポラミンなど)

中枢神経興奮成分
中枢神経に働いて脳の感覚の混乱を抑えて、
頭痛や眠気を和らげる効果がある。

(カフェイン、ジプロフィリンなど)

市販の酔い止め薬には、ほとんどこの3つの成分が含まれています。

子ども用となっているのは、大人用と成分が違うのではなく、
含有量が異なり、大人用より少なくなっています。

子どもの酔い止めに副作用ってあるの?

薬を使うときに気になるのが副作用ではないでしょか?
やはり酔い止めも薬なので、副作用は避けられないようです。

乗り物酔いの薬の主な副作用に眠気があります。

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これは抗ヒスタミン薬の副作用なのですが、
特にジフェンヒドラミンは眠気が強くでると言われています。

バス移動の場合、寝てしまうことで、
乗り物酔いしないという利点があるものの、

移動中の楽しみに参加できないというデメリットも。

どうしても寝たくないという場合は、
カフェインも一緒に入っている酔い止めの薬を使うとよいようです。
カフェインの効果で眠気が抑えられます。

また、眠気以外にも、
口の渇きや、動悸、排尿困難、便秘、発疹などの症状もあります。

わが子の場合、
副作用の症状はあまり気にならなかったようですが、
薬を変えたり、体調によっても出方が違うようなので、やはり心配です。

子どもには、酔い止めの薬を飲むことで、
眠たくなったり、のどが渇いたりすることがあると教えて、

気になる症状があらわれたら、無理や我慢をしないで、
先生や大人に相談するように伝えてあります。

子どもの酔い止めを選ぶときの注意点は?

子どもの酔い止めを選ぶときの注意点は、

  • 対象年齢
  • 効果の時間

です。

どれもも、商品によってばらつきがあるので、
しっかり確認が必要です。

また、形状も錠剤タイプ、カプセルタイプ、ドリンクタイプ、
ドロップタイプとさまざまです。

子どもが飲みやすいもの・飲めるものを選ぶ必要があります。

わが子の場合は、水でごくっと飲んでしまう方がいいといって、
基本的に錠剤です。
ドリンクタイプは気持ち悪いらしく、飲んでくれないです。

まとめ

わが子の場合、乗り物酔いの薬を飲んでいるから大丈夫という、
一種の暗示のようなものがある気がしますが、

その安心感が乗り物酔い予防に必要なのかなと感じます。

あまり、大人の方が神経質になると、
緊張感が伝わったり、不安になったりする可能性があるので、
普段どおりに過ごすのが一番かなと思っています。

と同時に体調管理。

やはり、寝不足でバスに乗ったりすると、
大人でも気分が悪くなったりしますものね。

遠足前なんかに、楽しみすぎて眠れないということがないように、
環境づくりしてあげたいなと思います。

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