子どもが小学生になって、
家の中に短くなった鉛筆がごろごろするようになりました。
なんとなく、捨てるのはもったいない気がして、
私がキャップをつけたりして、使っているんだけど、
どうも濃すぎる・・・。
私が子どものときはHBが主流だったと思うんだけど、
今は2Bが主流ですよね。
そもそも、鉛筆の濃さって何が違うんだったかな?
鉛筆の濃さってどう違うの?
鉛筆の芯は、黒鉛と粘土と水を混ぜて、焼き固められたものです。
混ぜるときに、黒鉛が多いほど やわらかくなって、
反対に、粘土が多いほど 硬くなります。
鉛筆に書かれている 『HB』とか『2B』という表記は、
この芯の硬さをあらわしたものになります。
芯がやわらかいということは、濃くて太い線が書きやすく、
芯が硬いと、薄くて細い線が書きやすくなるというわけで、
芯の硬さの表記 = 鉛筆の濃さ
という認識になっているんですね。
たしかに、2Bの鉛筆を使っていて、
濃いというより、やわらかいんですね。
やわらかくて、自分が思っているより太い線になって、
書きにくいなと感じます。
鉛筆の濃さってどのくらい種類があるの?
普段使っている鉛筆は『2B』か『HB』なんですが、
お店にいくと、それ以外の種類もありますよね。
鉛筆の芯の種類って正確にどのくらいあるんでしょうね。
鉛筆はJIS規格によって鉛筆の硬さが決められています。
その硬さに応じて、17種類あります。
この種類以外の鉛筆を見たことある!という場合は、メーカ独自のものです。
22種類を商品化しているメーカもあるようです。
ちなみに
Bは”Black”
Hは”Hard”
Fは”Firm”
となっていて、Firmはしっかりしたという意味があり、
HとHBの中間として作られた規格なんですって。
鉛筆の濃さでどう使い分けするの?
一般的に、やわらかい芯の鉛筆(主に『3B』~『6B』)は、
線が太く絵を描くのに向いているとされています。
芯のやわらかさを利用して、絵に変化をつけやすいんですね。
また、硬い芯の鉛筆(主に『2H』~『6H』)は、
線が細く細かい図面を書くのに向いているとされています。
精密製図を書く場合、『7H』や『8H』が使われることもあるそうです。
一番身近な小学校では、
1年生は B または 2B が推奨されているようですね。
確かに我が子も2Bくらいがいいと入学前説明会で言われました。
最近は子どもの筆圧が弱くなってきているとかも言われているんですね。
もちろん年齢が上がると、筆圧も高くなっていくので、
子どもの書いている字が濃いなと感じたら、
少し硬い鉛筆に変えてみて、
子どもが一番書きやすいと感じる鉛筆を選んであげるのがいいかなと思います。
また、鉛筆を使うシーンといったら、
マークシートのテストを思い浮かべる人も多いと思います。
マークシート試験の場合、HBが推奨されていることが多いようですが、
試験によって規定がある場合もあるので、確認してくださいね。
ちなみにセンター試験だと、
机の上においてよい鉛筆は黒で
『H』か『F』か『HB』に限るとなっています。
まとめ
家の中に短い鉛筆が増えていくスピードが速い!と感じていたのは、
2Bはやわらかくて、すぐに減ってしまうからなんでしょうね。
そういう意味では、我が子にはやわらかすぎるのかな?
私が短くなった鉛筆を使うことを考えても、
HBを使ってくれるとありがたいので、
ちょっと試してみようと思います。