気温が高くなってくると、気になるのが虫さされ。
特に蚊は、外出中はもちろんのこと、
部屋の中にも進入してくる厄介もの。
とくに赤ちゃんの場合は、自分で蚊をよけられないし、
さされたら腫れあがってしまうことも。
いや~な蚊を追っ払いたいけど、
虫除け剤は赤ちゃんにとって安心なものかも気になるところですよね。
赤ちゃんの虫除け対策 お部屋の中編
寝ている赤ちゃんは、
蚊を払いのけることもできません。
お部屋の中にいるときも、虫除け対策は必要です。
◎窓を開けるときは必ず網戸をする
窓を開けて風を入れるときは必ず網戸をしましょう。
網戸の外側に蚊がとまっていることもあるので
開閉時は網戸を軽くはたいてから行うとよいです。
◎赤ちゃんが寝ているときは、蚊帳を利用する
網戸をしていても、知らない間に蚊が侵入していたなんてことは
よくありますよね。
赤ちゃんがお昼寝するときなどは、赤ちゃん用の蚊帳を用意すると安心です。
最近は、ベビーベッドに取り付ける蚊帳もあります。
◎電子蚊取り器を利用する
蚊の出やすいおうちでは、電子蚊取り器の利用しましょう。
電子蚊取り器は煙が出ないので安心です。
薬剤を使うのでちょっと・・・というときは
超音波を使って蚊を寄せ付けないようにしているものもあるので、
そちらの使用がオススメです。
赤ちゃんの虫除け対策 お外編
お部屋の中より、ずっと刺される可能性が高くなるお外。
蚊の特性を知って、蚊を寄付けない対策をしたいものです。
◎なるべく肌の露出を避ける
肌の露出が多いと、どうしても蚊に刺されるリスクが高まります。
ランニングなどは避けて袖のある服を着せてあげましょう。
◎洋服の色は白っぽい色にする
蚊は濃くて暗めの色を好む傾向にあります。
黒⇒青⇒赤⇒茶⇒緑⇒黄⇒白
の順に蚊が集まるという実験結果もあります。
お出かけのときは、黒っぽい色の服は避けて
白っぽくて明るい色のものを着るようにしましょう。
◎汗をかかいたらこまめに拭くようにする
蚊は汗に含まれる乳酸を好みます。
つまり、汗をかいた肌に近寄ってくる傾向があるので、
汗をかいたら、こまめに拭くようにするようにしましょう。
◎蚊の活動時間の外出は避ける
蚊が一日の中でもっとも活発になるのは、
朝5時~6時、夕方6時~7時です。
避けられるのであれば、この時間の外出はなるべく避けましょう。
◎お肌が露出する部分には虫除け剤を塗る
手や首など、どうしても露出する部分には
虫除け剤を塗るのが無難です。
塗るときは塗り残しがないように
まんべんなく塗るように心がけます。
また、虫除け剤は時間とともに効果が薄れるので、
時間がたったら塗りなおすようにしましょう。
安心して使える虫除け剤については、下に書いてます。
◎日焼け止めと虫除けを併用するときは、虫除けを先に塗る
夏は紫外線も気になるり、紫外線防止も大切です。
日焼け止めと併用するときは、まず虫除け剤をムラなく塗って、
乾いてから日焼け止めを重ねるようにましょう。
どちらもムラなく、まんべんなく塗ることが大切です。
赤ちゃんに使う虫除け剤、安心して使えるものは?
皮膚につける虫除け剤
赤ちゃんに使っても安全なのかが気になりますよね。
赤ちゃんにも安心して使える虫除け剤を選ぶポイントは
◎ディートフリーものを選ぶ
◎植物天然由来のものを選ぶ
この2点です。
◎ディートフリーものを選ぶ
一般的な肌につけるタイプの虫除け剤は
ディートという成分が含まれています。
ディートは化学物質で
蚊がこれに触れると、人間が発する炭酸ガスなどを感知できなくなり、
蚊が近寄りにくくなります。
ただし、ディートを含む製品を見てもらったら分かりますが、
6ヶ月未満の赤ちゃんには使用できないと書いてあります。
ディートを使用した際の副作用等は報告されていないのですが、
毒性についての不明な点や疑わしい点が多いことから、
幼児への使用を控えるように注意喚起されているのです。
やはり、赤ちゃんに使うものは安心して使いたいですから、
ディートの使用されていない虫除け剤を使うようにしましょう。
◎天然由来のものを選ぶ
天然ハーブやアロマには、虫の嫌いな成分を含むものがあります。
このことを利用して作られているのが、
天然由来の虫除け剤です。
虫除けとして、有効なハーブやアロマは
・ハッカ(ミント)
・シトラス
・ユーカリシトリオドラ
・レモングラス
・ローズマリー
・カモミール
・ローズゼラニウム
などです。
香りを楽しむこともできますし、
肌が敏感な赤ちゃんにも安心して使えるのが魅力です。
自分で精油をブレンドして、
オリジナル虫除け剤を作るのもオススメです。
まとめ
虫に刺されたときの痒みといらいらは本当にいやなものですよね。
赤ちゃんは自分で追っ払うこともできないですし、
刺された後の腫れをみると、痛々しくてかわいそうです。
虫には刺されないように、できるだけの対策をしてあげたいものです。