子どもが工作に割り箸がいるというので、
100均に行きました。
最近の割り箸って、かわいいんですね。
しらばく、割り箸を買う機会がなかったので軽くカルチャーショックでした。
家にある 古い割り箸も使ってもらおうと思って、
出してみたら、割り箸の袋に”おてもと”と・・・。
これって、どういう意味?
割り箸袋のおてもとの意味は?
そういえば、割り箸の袋には
よく”おてもと”と書いてありますよね。
我が家にあった割り箸の袋にも、
”おてもと”と書いてありました。
この”おてもと”何の意味があるのかな?
”おてもと”は「お手元」(または「お手許」)と書きます。
食事のお膳の上で、一番手元にあるもの=お箸という意味で使われているようです。
もともと、日本料理の盛り鉢料理に添えられている「取り箸」と
区別をはっきりするために、
各自で使う箸は「手もと箸」と言われており、
「手もと箸」のていねいな言い回しとして
”おてもと”がつかわれるようになったようですね。
スプーンやフォークはおてもととは言わないの?
スプーンやフォークは”おてもと”とは言わないようです。
もともと、スプーンやフォークは
食事の間てもとにずっとあるものではなく、
お料理によって使い分ける習慣がありますよね。
洋食のテーブルマナーとしてちょっと習いましたが、
外側に用意されているスプーン、ナイフ、フォークから
使うようにセットされていますよね。
つまり、いつも手もとにあるという認識ではないんですね。
まとめ
”おてもと”の謎が解けて、すっきりしました。
”おてもと”以外にも、
お店の名前や電話番号を書いているものは、
今までにもありましたが、
最近は、名言や方言などを印刷している
割り箸袋などもあるようです。
食事をするときに、必ず手に取るものなので、
ちょっと工夫されていたりすると、
食事も楽しくなりますよね。
割り箸袋を折り紙のようにして、
作品を作る人もいるようで、
割り箸の袋自体が日本の文化のひとつになっているんだなと
改めて思いました。