気温が上がってくると、
なんとなく体が熱いと感じたり、
のぼせたような感じになります。
そうなってくると、体を動かすことが億劫になって、
ダラダラ~となりがち・・・。
うーん、しゃきっとしたい。
この時期に、しゃきっとできるように、
改善できないものかなぁと思うものの、
できれば、日々無理せずにやりたい^^;;
そういえば、体温を下げる食べ物があるって聞いたことがあるんだけど、
実際、どうなのかな?
体温を下げる食べ物があるって本当?
これは、考え方によって違いがあるようですね。
中国では医食同源という考えがあって、
その中では、食べ物を体を温める性質を持つか、
体を冷やす性質を持つかという観念で分類されています。
※医食同源とは
医療も食事も、健康増進のためには本質的には同じという考えで、
ともに重要とする考え方。
なので、この考え方からいくと、
体温を下げる食べ物はあるといえます。
東洋医学でも、食材を「陽性」「陰性」「平性」に分類して、
陰性の食べ物は、体温を下げる食材とされています。
また、暑い時期に採れる夏野菜などの多くは、
カリウムと水分を豊富に含むため、
利尿作用に優れているとされています。
尿と一緒に体の熱も逃がすため、
体温を効果的に下げてくれる食べ物といわれています。
体温を下げる食べ物ってどんなもの?
これも分類の仕方によって、
異なってくるようですが、
よく体温を下げる食べ物としてあげられるものとしては
<野菜>
きゅうり、トマト、ごぼう、なす、レタス など
<果物>
パイナップル、すいか、メロン、キウイ など
※すいかは野菜に分類されることもあります。
<その他>
そば、かに、昆布 など
です。
特徴としては、色が薄く、温かい地方や暑い季節に育つものが多く、
水分をたくさん含むともいわれています。
日本の夏はとにかく暑い。
夏が旬の食べ物が 体温を下げてくれる食べ物だというのは、
とても合理的だなと感じます。
体温を下げる食べ物を食べるときの注意点は?
うだるような暑さが続くと、
トマトやきゅうり、レタスでさっぱりサラダなんかを食べたくなります。
食べたくなるのは、体が求めているのかなと思います。
夏の食事に、トマトやきゅうりを取り入れることは、
暑い日々を少しでも快適に過ごせる工夫のひとつだと思いますが、
食べ過ぎるとか、そればかり食べる偏食は、
体を疲れさせたり、免疫力の低下につながったりするので、
やはり、ほどほどというのが大切ですね。
体温を下げる食べ物以外にも、
食べ物にはさまざまな効能があるので、
バランスよく
が基本ですね。
夏場にクールダウンしたいときは、
体温を下げる食べ物を
他の食べ物と組み合わせて調理すると、よいようです。
また、体温を下げる食べ物は酢とも相性がいいので、
お酢の疲労回復効果もかねられるので、
ピクルスにして食べるのもおススメです。
まとめ
エアコンのない時代は、
たらしに水を入れて、きゅうりやトマト、スイカなどを冷やし、
そのまま食べたりしていたようですね。
涼をとる工夫のひとつだったのだろうなと思います。
最近は、エアコンなどが効きすぎて、
体を冷やしてしまうことが問題になっているので、
どちらかというと、体温を下げることは悪いこと
みたいに思っている人も多いようなんですが、
旬の野菜にはパワーがあるとも聞くので、
体温を下げる食べ物をうまく利用して、
家のエアコンの温度が少しでも
上げられたらいいなと思っています。