天神祭で名物となっているギャルみこし。
ギャルみこしというくらいなので、
お神輿をかついてでいるのはすべて女性です。
毎年、選考会がおおなわれるほど
この天神祭でお神輿をかつぎたい女性はたくさんいるんです。
そもそもギャルみこしとは?
正式名称は、「天神祭女性御神輿」ですが
大阪で有名になるにつれ、
いつのころからか「ギャルみこし」と呼ばれ、定着しました。
1981年、地域の振興と大阪文化の高揚、
明るく楽しい街づくりを目指して、
第1回天神祭ギャルみこしが開催されました。
このときは、天満宮への参拝を認められませんでした。
次年度、第2回目より御羽車講巡行の一環ということで
参拝が認められるようになりました。
ギャルみこしは天神祭の宵宮の前日にあたる 7月23日に行われます。
(毎年同じ日にちです。)
天神橋筋の商店街など 約4kmを
重さ200kgのお神輿を担いで練り歩きます。
こちらは2013年 第33回のギャルみこしです。
彼女たちが着ているハッピは
日本デザイナーズクラブ関西支部がデザインしたもので、
赤は女性の元気さ
白は女性の清潔感
青は大川の水のイメージ
石組み模様は大阪城の石垣のイメージ
という意味がこめられたハッピなんです。
そして、巡行後には
ミス天神橋(1名)、準ミス天神橋(2名)、御羽車娘(1名)が決まります。
選ばれれば、豪華商品がプレゼントされるだけでなく、
この4名だけが参加できるイベントなども用意されています。
TV出演や雑誌や新聞の取材などもあって、
過去にはテレビタレントが誕生したこともあるんです。
天神祭ギャルみこし2015年選考会はなし?
2015年度は ギャルみこしの35回目の節目にあたることから
記念イベントを行うため、例年の一般募集は行わないことが決まっています。
今までの歴史を振り返ってもらいたいという思いから
2015年は担ぎ手OGで歴代のミス天神橋や
準ミス天神橋らが担ぎ手となります。
1981年から始まったギャルみこし。
今年は50代の女性も参加するとか。
天神祭ギャルみこしいつもはどんな選考会が行われているの?
2015年は一般募集がなく、選考会はありませんが、
例年は書類選考を経てオーディションが行われます。
募集概要としては
15歳~30歳までの体力に自信がある健康な女性
オーディション当日や巡行に参加できる方
(特に大阪在住である必要はありません。)
募集人数は80名
です。
オーディションでは、
・インタビュー形式での自己PR
・70kgの米俵を下げた天秤棒担ぎ
などで選ばれます。
例年 約3倍もの倍率になるのだとか。
天神祭の花ともいえるギャルみこしに参加したい女性は
たくさんいるんですね。
まとめ
今年は、残念ながら一般募集はありませんが、
歴代のミス天神橋や準ミス天神橋が集合するなんて、
それは、それでとても楽しみですね。
天神祭の楽しみの一つに
ギャルみこしを加えてみてはいかがでしょうか。